京都市内は建築 規制の厳しいところ。それだけに単に建て替えてしまっては、現状の床面積を維持できないケースも生まれてきます。このマンションもそうしたケース。建て替えるのではなく
改造 によって、大きく生まれ変わりました。
もっとも苦労したのは、道路側へ1mほど 床面を伸ばした点。さらに 2階の廊下も奥行きのある手すりをつくって拡張しました。こうして、室内も従来の壁を取り払って、広く快適な空間へと脱皮。最終的には5室の広めのワンルームが仕上がりました。
建物の改造中には、1階にはテナントが入居中。騒音の面やホコリやゴミの面でも気をつかう工事でした。 2 階の完成後は引き続き1階の改造も計画、新たな受注へと発展しています。